1948-06-07 第2回国会 参議院 決算委員会 第20号
、物品費拂代金を物資購入資金として流用しているもの一件、帝國鐵道特別會計歳出において豫算の目的外に經費を使用したもの一件、不急で而も割當のない統制品を大量購入したるもの一件、物件の購入に當り措置よろしきを得ないもの一件、食糧増産のため豫算に認られた以上に多額の經費を使用したもの一件、一般會計及帝國鐵道會計を通じて計十一件であります。
、物品費拂代金を物資購入資金として流用しているもの一件、帝國鐵道特別會計歳出において豫算の目的外に經費を使用したもの一件、不急で而も割當のない統制品を大量購入したるもの一件、物件の購入に當り措置よろしきを得ないもの一件、食糧増産のため豫算に認られた以上に多額の經費を使用したもの一件、一般會計及帝國鐵道會計を通じて計十一件であります。
なおこの點については、當時四國鐵道局長でありました芥川政府委員も參つておりますので、私の説明の足りないところは補足的に御説明申し上げたいと存じますが、その後この事件に關係した機關十三名、機關助士四名及び愛媛支部の鬪爭委員六名が松山檢察廳に收賄罪として三月二十二日に檢束を受けて、當日乘務員の方は歸宅いたしましたが、鬪爭委員六名は拘束されました。
ゆえに客年四月十六日、八月二十四日の兩度にわたつて、四國鐵道局長に對し陳情した次第でありますが、阪石驛に常務驛員の配置方を至急御配慮煩わしたいというのが本請願の要旨でございます。現在建物もありまするし、そうして乘車員のからだの惡い人が一人おりまして、それに臨時にそこのせわをさせておるようでありますが、切符の發賣がないために非常にここが輻湊いたしておるのであります。
特別會計におきのしては御説明がございましたように、帝國鐵道の用品勘定におきまして、歳出二千九十八萬餘圓、收益勘定におきまして一千四十三萬餘圓が會計檢査院の紹介に對する囘答未濟という事由で未確定に相なつておるのであります。戰災によりまして證明書類を焼失しまして、會計檢査院に對する證明が不能であるという金額が一般會計におきましてはございません。
次に帝國鐵道會計決算につきまして御説明申し上げます。帝國鐵道會計の歳入決算につきましては、先日概略申し上げたのでありますが、後に申し上げる收支計算についての説明の都合もありますので、ここに重ねて申し上げることといたします。 まず資本勘定について申し上げます。
四國鐵道局におきましても、この實情を察せられまして、先日この香西町に旅客驛を設置するということで、工事伺いを本省に提出されたはずでありますので、どうかこの事情をおくみとりくださいまして、ぜひとも請願を採擇されんことをお願いする次第であります。
○成田知巳君 ただいま四國鐵道局で調査中というお話でございましたが、聞くところによりますと、二十五日に四國鐵道局から本省の方に出頭して、工事伺いを出してあるそうでありまして、ぜひとも早く御審議くださいまして、適切に早く實現いたしますように御努力をお願いしたいと思うのであります。
○田中(不)政府委員 帝國鐵道會計に關しまする會計檢査院の批難の要旨につきまして一應御説明を申し上げます。歳入につきましての批難の要旨の概略を申し上げますると、一件、收益勘定歳入の運輸收入の徴收處置が適當でないという御批難をいただいておるのであります。
○田中(不)政府委員 それではただいまから運輸省所管、帝國鐵道特別會計の昭和二十年度における歳入決算の概要について御説明を申し上げたいと存じます。 まず資本勘定について申し上げますと、資本勘定の歳入豫算額は十億五百七十四萬餘圓でありまして、これに對しまして收入濟額は九億三千百三十八萬餘圓でありますから、差引七千四百三十五萬餘圓の減收となつております。
○東谷説明員 ただいま政府委員から御説明がありました帝國鐵道の歳入に關しまする會計檢査院の報告事項についてであります。これはただいま御説明がありました通りでありまして、會計檢査院と見解を異にしておるようにも存ぜられませんので、重ねて私から説明をすることは控えたいと思つております。
それから大栃線の大栃より岡の内まで、大栃より五王堂まで、この延長の二線、この二つは先年運輸政務次官が四國鐵道局の關係官竝びに本省の關係課長を御同伴になりまして、御視察をいただいて、私も立會いの上で、知事に對して道路の改良をすればこれはやることにするから、その方に早く手をつけてもらいたい、こういうことでございました。
そういう點では從來の帝國鐵道特別會計法に比べまして進歩いたしたのでございます。又今原案にはなつておりまするが、いわゆる豫算の彈力條項という點でございまして、業務料が上り。おのづから收入が上つて參れば、その範圍内で經費の支出をいたしてもよろしいというふうな項目も御協贊下さつておるわけであります。これも亦一つの進歩ではございます。
尚運輸省の特別會計におきましては相當大きな金額に上つておるのでございまして、帝國鐵道の資本勘定において、歳入が三萬一千餘萬圓、歳出が七千五百四十八萬一千餘圓、用品勘定において歳入が十四萬四千餘圓、歳出が九千九百十五萬一千餘圓、收益勘定におきまして、歳入が一億九千五百六十九万一千餘圓、歳出におきましては三億六千四百七萬五千餘圓と相成つておるのでございます。
これを前年度からの繰越資金八千九百二十四萬餘圓より差引きました六千八百九十四萬餘圓を帝國鐵道會計法第十一條により資金として翌年度に繰越しまして、本勘法の決算を了したのであります。次に用品勘定の歳入豫算額は十億五千九百十六萬餘圓でありまして、これに對しまして收入済額は十億三千三百八十五萬餘圓でありますから、差引二千五百三十一萬餘圓の減少となつております。
ただ、この中で一つ比較されていると見られる點がありますのは、この報告書の中の四十ページにおいな外國鐵道との比較がされているのであります。この外國鐵道との比較ということのみが、現在の國有鐵道の經營が妥當であるかないかということの判斷資料になると思われるのでありますが、これを見ますと、アメリカを除く以外には、日本の現古の國有鐵道がしかく劣つているとは見えぬのであります。